I. 奨学金の特徴
- 給付者
- 公益財団法人 JELA
- 給付金額
- 年間120万円以内(または外貨相当額) ※返済不要の給付型奨学金
- 給付期間
- 原則最長4年間
- 給付方法
- 原則として、奨学生の在籍する研修・大学・専門学校等(以下「大学等」という。)に直接支払う。
- 給付時期
- 原則として学期ごとに支払う。
- 給付金額・期間は、本人の必要及び修業年限等を考慮のうえ、JELAが決定します。
- 給付決定後の金額の変更は致しかねます。
- 当奨学金は給付型奨学金(返済不要)ですが、下記XI.の「奨学金の廃止」が行われた場合は、奨学金の返還を求める場合があります。
II. 募集対象者
次のいずれかに該当し、かつ就学・研修に要する費用の支払い能力が不十分である者。
- 社会と人々に仕えることを目的とし、大学等において学ぶ者。
- 国際社会への貢献を目的とし、大学等において学ぶ者。
- キリスト者としての成長を目的とし、大学等において学ぶ者。
III. 募集スケジュール(予定)
- 募集開始 2025年6月
- 応募締切 2025年10月31日(金)日本時間
※この日より後に送信された申請書類は、推薦状を含め不受理となります。 - 書類審査 2025年11月中旬
- 面接審査 2025年11月20日(木)・21日(金)のいずれか
- 面接審査は、書類審査通過者のみ行います。
- 面接はオンライン(Zoom)で実施します。
- 面接日時は書類審査を通過された方にJELAから通知します(11月12日頃)。面接日時変更のご要望には原則として応じかねます。(面接時間帯は8〜15時の間の20分程度)
- 日本語以外で面接をお受けになりたい方は、ご自身で通訳を手配していただく必要があります。
- 採否通知:2025年12月中旬頃
IV. 募集人数
若干名。
V. 応募方法
所定のGoogle フォームを使用し、次の書類をアップロード・送信してください。
※紙の書類をスキャンする場合は、スマートホン等のカメラではなく、据え置き型のスキャナーできれいに読み取ってください。(お持ちでないない方は、コンビニ等のマルチコピー機をご利用ください。)判読の難しい書類を含む申請は不受理となる場合があります。
必要書類 | 備考 | |
---|---|---|
1. | JELA所定の「奨学金受給申請書」 | 添付書類2点(「年間収支計画表」、課税/非課税証明書)を含む。 詳細は下記参照。 |
2. | 目的の大学等における受け入れ・在籍を証明するもの | 合格通知、在学証明書等の複写 ※受験前等の理由により進学先・研修先が未確定の申請者は提出不要 |
3. | 学費や国外研修時渡航費等、1年間に要する費用を証明する書類 | 学校の学費案内等(ウェブサイトのスクリーンショットやPDFでも可) ※受験前等の申請者で、検討している学校等が複数ある場合は、最も年額が高い学校の書類をお送りください。 |
4. | 最終学歴の成績証明書 | 現在学校に在籍中の方は、修了した学期までの成績をご提出ください。 |
5. | 推薦状 | 担任教師や所属教会牧師など、申請者の学業への姿勢や人となりを知りうる立場にある方に作成をご依頼ください。申請者の親族・友人等によるものは不可。A4用紙1枚程度(書式自由)。作成者の氏名、連絡先、署名OR押印が必要です。 ※推薦状は、奨学金申請者からではなく、推薦状の作成者本人から直接、専用のGoogle フォームを介してご提出いただきます。(申請者本人用のGoogle フォーム送信時にURLが案内されます。) |
6. | 信仰経歴を記したもの (キリスト者の場合) | A4用紙1枚程度で教会での活動歴や信仰上の体験等について自由にお書きください。キリスト者としての成長を志し教育・研修を受ける方は、自身の召命について証をすることが強く望まれます。 |
「奨学金受給申請書」について
次の3種類の書類から成ります。
- 「JELAディアコニア奨学金 受給申請書」(入力可能なPDFファイル)◆ダウンロード
- 手書きではなく、必ずPDF上で直接タイピングで入力し、保存したものをご提出ください(手書きの申請書は不受理となります)。
- 必ずAdobe Acrobat Reader(無料)を使ってご入力ください。(他のソフトを利用して入力内容の表示に不備があった場合には、申請が不受理となる場合があります。)
- 添付書類1「年間収支計画表」(Excelファイル)◆ダウンロード
- 奨学金の必要性と収支の現実性を判断する上での参考に用います。
- Excelファイルを直接編集・保存してご提出ください。
- 必要に応じて科目を追加しても構いません。
- 添付書類2「課税・非課税証明書」
- お住まいの市区町村の交付する前年分の「課税証明書」又は「非課税証明書」をスキャンしてご提出ください。
- 証明書の交付を受ける方法については、各市区町村のホームページ等をご確認ください。
- 申請者の立場によって、次のとおりご提出ください。
① 本人の年収が103万円以下であって、親族(保護者、配偶者等)の扶養によって生活する申請者
→申請者本人及び扶養者全員の課税・非課税証明書
② ①に該当しない申請者
→申請者本人の課税・非課税証明書
※ただし、年収が800万円以上である配偶者がいる場合は、その配偶者の課税証明書もご提出ください。 - 日本国外に居住する申請者については、各国で発行される類似の公的文書(米国の”Form W-2, Wage and Tax Statement”等)をご提出ください(日本語、英語以外の書類は不可)。ご提出が難しい場合は、お問い合わせの上、事情をご説明ください。
書類提出先
- 当Google フォームの利用するには、Google アカウントへのログインが必要となります。
アカウントの作成(無料)はこちらから。- 大学や企業等に紐づいた組織アカウントではなく、個人のGoogle アカウントでログインしてください(組織のセキュリティ設定により、ファイルのアップロードができない場合があるため)。
VI. お問い合わせ先
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
公益財団法人JELA JELAディアコニア奨学金係
メール:こちらのフォームをご利用ください
電話:03-3447-1521 FAX:03-3447-1523
VII. 選考
奨学金応募者の選考は「書類審査」および「面接審査」から成り、4〜8名の委員(うち半数以上は外部有識者)で構成される「JELAディアコニア奨学金選考委員会」によって行われます。
選考委員会による選考結果は、3名以上のJELA理事で構成される「JELAディアコニア奨学金運営委員会」に答申され、最終的にはJELA理事会が、採用する奨学金受給者、給付期間、給付金額、給付方法を決定します。
選考においては、以下のような項目を基準に審査を行います。
【書類審査】
- 奨学生の資格(募集対象者)との整合性
- 経済的必要性
- 学力 ほか
【面接審査】
- 奨学金の目的・趣旨の理解
- 自分の希望やその理由の明確な説明
- 質問の理解度や回答の言葉選び
- 将来の目標と教育・研修の関連性
- 将来の目標に向けた計画性 ほか
VIII. 採用者の手続き
- 入学証明書類の提出
目的の大学等に入学後すみやかに、実際に入学したことを証明する書類(学生証の写し等)をJELAに提出してください。 - 支払情報の通知
大学等への学納金の支払方法・期限をJELAに通知し、納入に必要な書類(振込用紙等)があればそれも提出してください。
IX. 奨学生の義務
- 各学期の学業成績が奨学生に通知されたら、すみやかにその成績表の写しを本法人に提出し、また本法人に対して学業や生活の近況について、原則として対面で報告すること。
- 奨学生が次の各号のいずれかに該当する場合に、本法人に直ちに届け出ること。
- 休学、復学、転学、留年、または退学したとき。
- 停学その他の処分を受けたとき。
- 氏名、住所等を変更したとき。
X. 奨学金の停止・再開
奨学生が休学等し、または長期にわたって欠席したときは、奨学金の給付を停止します。ただし復学等により学業を再開し、奨学生が願い出たときは、奨学金の給付を再開することがあります。
XI. 奨学金の廃止
奨学生が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、JELA奨学金委員会の意見を徴して奨学金の給付を廃止します。
- 目的の大学等に入学しなかった場合。
- 学業成績を理由に留年したとき。
- 傷痍疾病などのため成業の見込みがなくなったとき。
- 学業成績または操行が不良となったとき。
- 奨学金を必要としない理由が生じたとき。
- 本法人が定める書類等を期日までに提出しないとき。
- 前各号のほか、奨学生として適当でない事実があったとき。
- 在学学校で処分を受け学籍を失ったとき。
- その他本要項2.に定める奨学生としての資格を失ったとき。
なお奨学金が廃止された場合は、JELAが奨学生に対して給付した奨学金の返還を請求することができます。
個人情報の取り扱いについて
応募の際に提出していただく個人情報は、奨学金事業個人情報保護方針に従い、適正に利用・管理・保護されます。