国際青年交流奨学金

当事業は、元々米国から日本へ青年の宣教師が派遣されたことにより日本の福音ルーテル教会が発展してきた歴史を踏まえ、日米間の教会関係者の青年交流を目的として開始され、その原資として1億円の奨学金基金を設定し、その利息の範囲内で事業を運営するものと決定しました。

日本から海外、海外から日本へ留学し、将来自国に役立てる思いから大学や研修施設(栃木県のアジア学院での農業技術習得等)で勉学する者に対して、学業にかかわる費用ついて支援しています。難民認定された後に日本で長期間滞在するにあたり、出身国で享受できなかった高等教育を日本の大学等で受けたい者も、本奨学金で積極的に支援します。

選考方法

応募者の中からふさわしい者を、規定に従い委員会の協議を経て選抜します。委員会は日本福音ルーテル社団事務局長、同財務担当時理事及び理事会選任の同理事3名の計5名で構成されています。

奨学金付与対象者は次の基準に従って選抜しています。

  1. その留学・研修が申請者の帰国後、母国で有効に活用されること
  2. その留学・研修に要する費用を本人や家族で十分に賄えないこと
  3. その留学・研修の学問的分野が貴重であること

支給方針

奨学金支給者には学期ごとに成績の提出を義務づけ、成績不振・留年等の可能性が見られる者には、事実が判明した以降の奨学金を提供しないこともあります。

毎年の支給人数はおおむね5名前後。新入学で支給が決まった者には、本人と家族の経済的事情に大きな変化が見られない限り卒業まで支給を継続します。現在までに数十名の者がこの奨学金を受給しました。

支援実績

2001年
支援対象者1名(ブラジル神学生)
2002年
支援対象者1名(同ブラジル神学生)
2003年
支援対象者3名(同ブラジル神学生、ARI研修生、他1名)
2004年
支援対象者4名(同ブラジル神学生、ARI研修生、他2名)
2005年
支援対象者4名(同ブラジル神学生、ARI研修生、LWSIソーシャルワーカー、他1名)
2006年
支援対象者13名(同ブラジル神学生、ARI研修生2名、リラ・プレカリア関係者6名、バングラディシュ学生2名、認定難民1名、他1名
2007年
支援対象者15名(同ブラジル神学生、ARI研修生2名、リラ・プレカリア関係者8名、バングラディシュ学生2名、認定難民1名、他1名
2008年
支援対象者13名(同ブラジル神学生、ARI研修生2名、リラ・プレカリア関係者5名、JELC APELT-J参加者1名、認定難民2名、他2名
2009年
支援対象者6名(ARI研修生2名、認定難民3名、日本人元NPO職員1名)
2010年
支援対象者7名(ARI研修生2名、認定難民3名、バングラディシュ学生2名
2011年
支援対象者8名(ARI研修生1名、認定難民3名、東日本被災大学生4名)
2012年
支援対象者5名(ARI研修生1名、認定難民3名、東日本被災大学生1名)
2013年
支援対象者5名(ARI研修生1名、認定難民3名、東日本被災大学生1名)
2014年
支援対象者4名(ARI研修生1名、認定難民2名、東日本被災大学生1名)
2015年
支援対象者5名(ARI研修生1名、認定難民1名、日本人元NPO職員1名、アフガニスタン人学生1名、ナイジェリア籍学生1名)
2016年
支援対象者3名(ARI研修生1名、日本人元NPO職員1名、ナイジェリア籍学生1名)
2017年
支援対象者5名(ARI研修生1名、認定難民1名、日本人元NPO職員1名、二世難民1名、ナイジェリア籍学生1名)